ここからメインメニュー

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

ここから本文です。

町長からのそよ風だより

ホーム > 町長からのそよ風だより > 町長からのそよ風だより(新春号‐新年のごあいさつ‐)

町長からのそよ風だより(新春号‐新年のごあいさつ‐)

2020年12月28日

 新年明けましておめでとうございます。
 町民の皆様にはご家族ともども令和3年の輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は、新型コロナウイルス感染症が全国的に猛威を振るい、多くの方がお亡くなりになったり、入院されるなど大きな社会問題となっております。亡くなられた方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、お見舞いを申し上げます。また、大変ご苦労されております医療従事者の方々をはじめ関係機関に心より感謝と敬意を申し上げます。
 最近では近隣でもクラスターが発生するなど予断を許さない状況となっており、町としても引き続き感染予防に万全を期すとともに、町民の方々におきましても気を緩めることなく感染防止に努めていただきますようお願い申し上げます。
 新型コロナウイルスによる一次産業をはじめとする各産業や町民の方々への影響対策につきまして、状況を見定めながら国からの地方創生臨時交付金等を活用しながら対応しており、今後も国の動向を見極めて対応していきたいと考えて
おります。
 さて、人口減少や少子高齢化が進展する中、地方交付税交付金の削減や補助金の縮減等、新型コロナウイルスによる税収の減収による財政状況が厳しくなる状況下、メリハリを付けた中で歳出を極力抑制するとともに、町民の皆様のご理解をいただきながら歳入を確保し、持続可能なまちづくりを推進してまいります。
 国民健康保険税は、病気や怪我の際に備えて医療に係る費用をお互いに負担し、支え合うための財源となるものであります。豊浦町では、少子高齢化社会の進展等により、一般会計から法定外繰入金として支出していますが、北海道から6年で赤字分の法定外繰入を解消するように指導されており、その金額が約787万円/年であり、改正せざるを得ない状況となっておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 今年も事業の柱として、「第6次総合計画」、「総合戦略」を着実に推進し、その効果を確実なものにしていかなければなりません。
 農業・漁業の1次産業の更なる振興は無論の事、バイオガスプラントの安定稼働、地域産業連携拠点施設での農業担い手確保、一般社団法人噴火湾とようら観光協会のDMOへの登録による観光産業の振興等を図ってまいります。
 バイオガスプラントについては、消化液の普通肥料から特殊肥料への登録により、牧草地やデントコーン畑ばかりでなく、JAとうや湖農協が進めているグローバルギャップに対応することにより、広く畑作農家さんへの供給を推進してまいります。
 地域産業連携拠点施設では、研修中の夫婦1組が、令和4年度から礼文華での就農に向けて準備を進めることになりました。
 このことから、新たに地域おこし協力隊として研修生を募集しているところであり、引き続き農業の担い手を確保するとともに、農業振興に努めてまいります。
 漁業につきましては、ホタテのへい死問題に引き続き取り組むとともに、作業効率の向上等に取り組んでまいります。
 一般社団法人噴火湾とようら観光協会につきましては、昨年新型コロナウイルス感染拡大により、計画に沿った事業には至りませんでしたが、引き続き町内観光のPR や各種事業を実施するとともに、洞爺湖有珠山ジオパークや登別洞爺広域観光圏、はしっこ同盟等関係機関と連携し取り組んでまいりたいと考えております。
 このような事業を行うことにより地域の産業を発展させ、地域の雇用の場を創出するとともに移住・定住人口をはじめ関係人口を増やし、人口の減少の抑制に繋がるよう努めてまいりたいと考えておりますので、町民の皆様におかれまして
は、今後ともご理解・ご支援いただきますようお願い申し上げます。
 結びに、本年もお健やかで、お幸せに暮らせますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

ページの先頭へ戻る

ここからフッターメニュー