町長からのそよかぜだより(第81号-町民の皆様へのお詫び-)

2021年7月12日

　例年よりも寒暖差が大きく感じますが、日一日と暑さも感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　コロナ禍の中、残念ながら昨年同様、豊浦町の一大イベントであります「とようらいちご豚肉祭り」をはじめ、賑わいをもたらすキャンプ場も閉鎖となりました。誠に残念であり、来年こそは開催できることを願ってやみません。
　コロナウイルスに関して緊急事態宣言が解除された東京や関西圏では、感染力の強い「デルタ株」が増え続けており、先月29 日には札幌でも初めて確認され「市中に広がれば第4波を上回る感染拡大が懸念される」として警戒感を示しております。
　町民の皆様には気を緩めることなく引き続きマスクの装着、手指消毒、3 密の回避、不要不急の外出の自粛など、感染防止にご協力をお願いするとともに、ワクチン接種にご理解とご協力をお願いいたします。
　6 月25 日、漁業系一般廃棄物リサイクルセンターの残渣水の処理について、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反容疑で、警察の強制捜査を受けました。
　ホタテ水揚げ時には、ホタテに付着してくるザラボヤなどの雑物や水分が伴いますが、雑物量・残渣水が当初計画の2倍〜3倍になりました。
　さらに、発酵促進に不可欠なブロアーの機能低下などにより残渣水が上手く活用されず、オーバーフローの危険性からその一部を町有地において処理したものであり、周辺での臭いと笹原の一部が塩分などにより枯れた状況となり捜査を受けたものであります。
　このような状況になったことに関し、町民の方々に大変なご迷惑とご心配をかけることになり、心よりお詫び申し上げます。
　なお、今後の対策については、早急にプラントメーカーや委託先である漁協に機能回復の指示を出すとともに、それぞれの責任において再発防止に取り組んでまいります。
　誠に、申し訳ありませんでした。