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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第21号-踏切事故報告及び給食費公会計等について-)

2016年2月10日

 例年になく雪の少ないこの冬、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 皆さんご承知のことと思いますが、1月23日(土)午後0時半頃、旭町のJR踏切において、特急列車と軽乗用車の事故が発生し、運転していた女性が死亡いたしました。突然で誠に残念な事故であり、心からご冥福をお祈りすると同時に、ご遺族様に対しても心からお悔やみを申し上げます。今後につきましても、町民の皆様に対して、二度とこのような事故がないように注意喚起をしてまいりたいと思います。
 さて、1月は成人式をはじめ、各種団体の年始の行事や新年会が行われ、成人式におきましては、全国で荒れた成人式となった地域もありましたが、当町においては、和やかな中にも厳かに執り行われました。成人の誓いでは、成人たるべき責任を自覚するとともに、将来の社会においての責任ある行動を誓い、誠に頼もしく次世代の当町における活躍も期待しているところであります。
 1月28日(木)午前10時より豊浦町議会定例会1月会議が開催されましたが、議案第1号「豊浦町学校給食費に関する条例の制定について」を提案いたしましたところ、本来あるべき反対討論・賛成討論もないまま、賛成少数(賛成3・反対4)で否決されました。このことにより、関連する議案第2号(一般会計補正予算)をはじめ、議案第3号、議案第4号について審議することができなくなりました。
 この議案第1号は、私会計(戦後の食糧危機の時代に学校給食が法律もなく実施されてきたことから、行政実例(法令解釈の1つにすぎず、違法ある場合もありうる)では差し支えないとしている。豊浦町の場合は、給食センター長名の口座で取り扱っており、町の歳入・歳出として扱っていない)から公会計(地方自治法第210条で、お金は全て歳入・歳出として取り扱うことを求めている)に移行することにより、法令順守となると同時に、透明性や事故防止が高まり、システム管理による事務負担の軽減にもつながるものであります。また、学校給食を私会計から公会計にすることにより、納めていただいた給食費の1/2を助成し、保護者の給食費の負担軽減と子育て支援環境を改善させることができるのです。また、この施策は国の地方創生は無論のこと、豊浦町の総合戦略に沿った人口減少問題に対応した子育て支援にも合致するものであり、私の公約でもあり、否決されたことにより、後退せざるを得なくなってしまい、お子さんを持つ保護者の皆様のことを思いますと、誠に残念であります。
 しかしながら、一歩一歩誠心誠意、初心忘れぬよう、「町民生活が一番」を掲げ、給食費の公会計化も含め、今後とも未来を見据えた施策に取り組んでまいります。
 町民の皆様のご理解を心からお願いいたしますとともに、ご健勝・ご多幸をご祈念申し上げ、お便りとさせていただきます。

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