町長からのそよ風だより(第24号-入園・入学式等について-)

2016年5月10日

　桜の季節も終わりを迎え、日一日と春の暖かさを感じる今日この頃、町民の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　皆さんご存じの通り、去る4月14日21時26分に発生しました熊本県熊本地方を震源とするマグニチュ－ド6.4、震度7及び16日1時25分に発生しましたマグニチュ－ド7.3震度6強、さらに未だに断続的に続いている震源移動を伴う地震により、死者49名、行方不明１名の他、避難生活による体への負担など地震の影響で亡くなったと思われる人が14人となっており、現在も多くの人々が避難生活を余儀なくされております。
　お亡くなりになられました方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、避難されております方々に心より御見舞いを申し上げますとともに、一日でも早くこの地震が終息し、被災者が普段の生活ができますよう、復興に向けた支援や活動ができますよう切に願うものであります。
　なお、この災害にあたり、北海道町村会ではお見舞金として1,000万円を送ることとしました。当町においても近隣市町村と連携し、復興支援に協協力してまいりたいと考えております。
　また、当町におきましても、何時どのように起こるかわらない災害に対しし、自治会をはじめ関係機関と綿密な連携により、改めて緊張感をもって取り組んでいかなければならないものと痛感した次第であり、町民の皆様にも、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
　さて、4月は入園・入学式シーズンであり、私は大岸保育所、認定こども園青空、豊浦小学校、豊浦中学校へ出席してまいりました。　大岸保育所には8名、青空には18名が新たに入園され、豊浦小学校には22名、大岸小学校には1名、豊浦中学校には19名の新一年生が入学されました。大岸保育所・青空では一人一人の名前に元気よくお返事とお辞儀をし、その可愛らしさに大変嬉しく思いました。
　豊浦小学校の入学式では、どんなことになるのか不安と緊張している新一年生の様子が見うけられましたが、新入生紹介ではしっかりとした態度で応え、大変立派でした。中学校では、一段と逞しく成長した子供たちが、勉強にスポ－ツに悔いなく立ち向かっていこうという気迫が感じられ、大変頼もしくまた期待を感じずにはいられませんでした。
　いずれにいたしましても、子どもたちは次世代を担う豊浦町の宝であり、現場であります保育所・こども園、各小学校や中学校の先生方をはじめ教育委員会との連携をもって大事に育て、一人一人輝ける宝として育んでいき、そのためにも子育て支援につきましては、重点施策として取り組んでまいりたいと思っておりますので、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。