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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第40号-苫小牧豊浦会総会・岩屋秘境祭り&日本一の秘境駅小幌駅を巡るツアーについて‐)

2017年10月10日

 次第に朝晩寒くなり、スト-ブの炎が恋しくなる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 9月16日、1年おきに開かれている苫小牧豊浦会総会が、苫小牧グランドホテルニュ-王子で開催されました。苫小牧豊浦会は、会員127名で当日約30名が出席され、西川正志会長の挨拶の後、工藤敏和議長の乾杯の挨拶で和やかな歓談に入り、「豊浦町のことがテレビや新聞等で報道されると大変嬉しい」と話され、カラオケの後、記念撮影、又の再会を誓い合い帰ってきました。 
 さて、小幌洞窟では、毎年9月17日に有珠善光寺さんによる「岩屋観音祭り」が執り行われておりますが、今年、豊浦町として初めて有料化した「岩屋秘境祭り&日本一の秘境駅小幌駅を巡るツア-」が行われ、札幌・函館・室蘭から7 名の参加がありました。午前7時50分JR豊浦駅集合で8時18分に出発、列車に乗ると有珠善光寺さんの住職をはじめ檀家さん達と合流、38分に小幌駅に到着しました。参加者7名の内6名は初めて来たとの事で、ホ-ムに降りるなり、山間のトンネルを見たり、空間の空を見上げたり、別世界を肌で感じているようでした。道が滑りやすいことやマムシが出てくること等、注意事項を説明し急斜面を滑るように、まず文太郎浜へ。豊浦町郷土研究会の小西重勝会長から文太郎浜の由来や集落があったことなどを説明しましたが、大けがを2度しても地域のリーダーとして活躍していた文太郎さんに一様に感嘆の声をあげていました。
 いよいよ小幌洞窟へ移動です。険しい道なき道の山道を登り下りと600 m程繰り返し、ようやく到着しました。海岸に着くと台風18 号の影響で、風は強く海は大時化でした。休憩後、江戸時代で美濃出身の僧「円空」が彫った「岩屋観音(首なし観音)」について説明、その後、有珠善光寺さんの門徒さん達と一緒に洞窟での観音祭りに参加してきました。昼食は、庫裡(くり)で赤飯や煮物・
漬物等を御馳走になり、体も温まり皆さんも元気を取り戻した様子でした。ほどなく帰りの山道へ。帰り道は、より険しく、ロープを伝っての登りがきついのなんの。それでも全員無事に小幌駅まで辿り着きました。ひと休みした後は、伝説の小幌仙人が住んでいたとされる住居跡を散策しピリカ浜やローソク岩を見下ろせる絶景へ。駅に戻ると「小幌駅」のプレ-トに旧国鉄時代の帽子をかぶり、顔を出しての記念撮影が大うけでした。 
 皆さん、小幌地域の歴史・文化を堪能するとともに、文明とは縁のない手つかずの自然を満喫した様子でありました。 
 今後は、来ていただいた人をどのように他の資源に結び付け、経済の波及効果に繋げるか等の戦略を構築していきたいと考えております。今後とも町民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
 季節柄、寒さも増してきますので、体調に十分気を付けて頂きますようお願い致します。

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