町長からのそよ風だより(第51号-胆振東部地震等について‐)
2018年10月10日
次第に朝晩の寒さを感じ、ストーブの温もりが恋しくなる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
先月は、台風21号に続き6日未明に北海道胆振東部地震が発生し、厚真町が震度7、安平町が震度6強など今までに経験したことが無い、強い地震でありました。この地震により41名の尊い命が奪われたと同時に多くの方々が被災され未だに避難生活を余儀なくされております。町民の皆様の中には、ご親戚やご友人で被災された方がいるかもしれません。亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
豊浦町といたしましても、9月9日から18日までの10日間、さらに29日から10月3日までの5日間、10名を5班に分けて各避難所へ人道支援と行政事務支援として、厚真町と安平町に職員派遣を行いました。
いつ、どこで、どのような災害が起こるか分からない昨今であり、派遣した職員においても貴重な体験を「いざ」というときには発揮できるものと思い、地域住民の生命・財産の保護に役立つものと感じております。
また、この地震により、北海道全域が大停電となるブラックアウトとなり、本町の産業・経済、町民生活にも大きな影響をもたらしたことから、本町エネルギーの利活用についても考えていかなければならないものと思っています。
さて、9月14日長寿祝い金(88歳)の贈呈のため、町内を回ってきました。大岸地区では、9月17日に礼文華地区では、9月23日に自治会主催の敬老祝賀会が盛大に行われました。大岸では、伊達武者太鼓の勇壮な演奏をはじめ、カラオケやビンゴゲームで盛り上がり、礼文華では、フラダンスの華麗な踊りに魅了され、自慢の喉をカラオケで最後は恒例の抽選会。イナダをはじめ、サケの雄や雌などが全員に当たり、歓声が上がっていました。皆さん方には、戦後の本町の復興と振興発展にご尽力いただいたご功労とご功績に、あらためて感謝と敬意を表します。
今後とも、皆さんがいつまでも元気で楽しい毎日をお過ごしいただくとともに、ご健勝・ご多幸を心からご祈念いたします。
町民の皆さんには、時節柄日一日と寒さが増してきますので、体調管理には十分気をつけてお過ごしくださいますようお願い申し上げます。