町長からのそよ風だより(第55号‐「豊浦町手と手でつなぐ手話言語条例」、東海大学研究発表会について‐)
2019年3月11日
3月3日の「ひな祭り」も過ぎ、日一日と日照時間も長くなり、雪解けも急速に進んできている今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
3月3日は、耳の日でもありますが、議会3月会議において「豊浦町手と手でつなぐ手話言語条例」が可決されました。
手話は、手の動きや表情を使って意思を伝え合う言語であり、物事を考えコミュニケーションを図るために、非常に大切なものです。この制定により、豊浦町障がい者基本計画の理念である『障がいのある人が町民の一人として生活できる、まちの実現』に向けて一歩前進しました。引き続き、全ての町民が安心して生活できる豊浦町を目指してまいります。町としては今後の活動として、広報紙等による手話への理解と普及促進を図ってまいりたいと思います。
2月21日、中央公民館において、東海大学生物学部の木原教授と学生による水産物の研究発表会がありました。「豊浦産ヨモギの水産飼料への利用」や内浦湾でとれる「オホーツクホンヤドカリの食材としての利用」の話の後、日本海のアワビより豊浦町産のアワビの成長が早いという生態調査など、非常に興味深いお話がありました。31年度、研究も最終年度となることから、今後とも大学と連携強化を図り、実用化に向けて持続的な漁業に取り組んでいきたいと思っています。
日中暖かくなったとはいえ、朝晩は冷えて滑りやすくなっておりますので、車両のスリップ事故や転倒事故に十分注意されますようお願い申し上げます。