町長からのそよ風だより(第68号-新型コロナウイルスの対応について‐)
2020年5月11日
桜の花びらも咲き誇り、心地よい春の暖かさと香りを感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
猛威を振るっている新型コロナウイルスは未だに衰えを見せず、社会的・経済的に大打撃を与え、町民の皆様にも生活するにあたり、何かと不便・不安を抱かざるを得ない状況となっておりますことに、心よりお見舞いを申し上げるとともに、感染拡大防止にご協力をいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
また、感染終息の目途がたたず、特別措置法に基づく緊急事態宣言が延長されたことから、町民の皆様へは引き続き、人の移動と接触を減らすとともに、3密(密閉・密集・密接)を避けることとし、不要・不急な外出自粛にご協力をお願いいたします。「自分を守る、家族を守る、地域を守る」を合言葉に、豊浦から出さない、出させないよう、全町を上げて取り組みましょう。なお、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に伴い、令和2年4月27日現在の住民基本台帳登録者に一律10万円を支給する「特別定額給付金」につきましては、5月15日から申請書の発送と同時に受け付けを開始し、5月22日以降の振り込み開始を目指して一日でも早く町民の皆さんの手元に届くように準備してまいります。
さて、バイオガスプラントについては、若手酪農家さんの糞尿処理に係る負担が課題となっていることや平成20年度に策定されました「豊浦町地域新エネルギービジョン」により二酸化炭素削減による地球温暖化防止を目指すとしていることから検討することとしたものであります。
施設整備財源については、約2/3は国からの補助金で、残りの約1/3は過疎債でその約70%は交付税として国から入ってくることから、実質的な町の持ち出しは1/10で、最小の経費で最大の効果をもたらすものであり、議会の同意を得ながら進めてきました。今後とも安定的稼働を目指して計画的に取り組んでまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。
結びに、早期の新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、町民の皆様のご健勝・ご多幸を願っております。