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町長からのそよ風だより

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町長からのそよかぜだより(第84号-循環型社会の構築に向けて-)

2021年10月10日

 お彼岸も終わり、日ごとに朝晩の寒さを感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 10月1日より新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が解除され、当町においても公共施設については一部を除き通常解放し、飲食店においては酒類提供を認め時短要請も無くなるなど、大幅に緩和されました。
 しかし一方では、警戒感が薄れることによる感染拡大が懸念されることから、町民の皆様には、引き続き手指消毒やマスクの装着、3密防止などの感染防止対策をしていただきますようお願いいたします。
 さて、国では地球温暖化対策として、2030年までにCO2をはじめとする温暖化ガスを2013年度比46%削減し、2050年度にはカーボンニュートラル(排出量と吸収量の均衡による実質ゼロ)を目標し、脱炭素社会に取り組むとしており、農業関連としては、再生可能エネルギーの導入促進やクリーン農業による温室効果ガスの削減、化学薬品50%・化学肥料30%を削減し、有機肥料による有機農地を現
在の0.5%から25%に拡大するとしています。
 豊浦町においては、バイオガスプラント整備により再生可能エネルギーとしての電力を生み出し、有機肥料である消化液を散布することにより有機農地拡大の一役を担っております。
 また、世界的には気候変動や爆発的な人口増加による食料不足が見込まれることなどから、家畜の餌である牧草やトウモロコシなどの価格が幾度となく値上がりし、畜産農家の経営に影響を及ぼしてきており、地域における消化液散布は国が奨励している飼料の地産地消に大きな役割を果たしていると考えています。
 このようなことから、畜産農家の負担となっている糞尿処理⇒域内の電力消費・余剰電力の売電⇒畑への消化液散布(牧草・デントコーン、カボチャなど)⇒飼料の安定的確保、有機畑の拡大⇒畜産への飼料供給という循環型社会の構築に向け取り組んで参りますので、今後ともご理解・ご支援をお願いいたします。
 日ごとに寒さが増してきますので、体調管理に万全を期すようお願いいたします。

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