町長からのそよかぜだより(第85号-全道町村長政策懇談会-)

2021年11月10日

　木々の紅葉もすっかり進むとともに、朝晩の寒さも身に沁み冬の到来も間近に感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　10月21日、札幌市で令和3年度の「全道町村長政策懇談会」があり、私は水産部会に出席しました。
　近年、サケやイカ、スケトウダラ、サンマ、コンブなど回遊魚を含め道内主要魚種の漁獲量は減少しており、コロナ禍の影響による需要減や漁業就業者の減少や高齢化などにより、水産業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。
　しいては、漁家が安定的に経営が継続できるよう水産資源の回復・管理などを図っていくとともに、安定した生産となるよう取り組む必要があり、今後ともより一層、関係機関をはじめ関係団体と連携強化を図っていきます。
　甚大な被害をもたらしている「赤潮」問題は、太平洋海域だけの問題に限らず、私は、内浦湾に赤潮が入ってくるとホタテのへい死などにより厳しい経営を余儀なくされているホタテ養殖漁業者
ばかりでなく、内浦湾の全漁業者にとって、死活問題になりかねないので、北海道全体の漁業災害問題として捉え、一刻も早い原因と対策支援を求めると発言してきました。
　さて、コロナワクチンの3回目接種は、2回を終えたすべての希望者を対象とすることで、厚生労働省の部会で一致し、今月正式決定される予定となっています。
　2回の接種完了から8カ月経過した人が接種を受けられる予定としています。
　豊浦町でも、速やかに3回目の接種ができるよう体制整備を整え次第、町民の皆様にお知らせし、感染防止に努めてまいりますので、ご協力をお願いいたします。
　日ごとに寒さが増してきますので、体調管理に十分気を付けられ、お過ごしいただきますようお願いいたします。