町長からのそよかぜだより(第87号-町政について-)

2022年2月10日

　年明けとともに毎日のように雪が降り、寒さも厳しくなっておりますが、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　この度、町民の皆様のご支援をいただき、三度町政のかじ取りをお任せいただくこととなり、その重責を痛感しているところであり、町民の皆様の思いを受け止めながら今後の社会状況に即した豊浦町のあるべきまちづくりについて、意欲を持って誠心誠意取り組んでまいりたいと考えています。町民の皆様の変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げます。
　町としての最も大切な事業は、町民の命と健康を守ることであり、新型コロナウイルス感染症（オミクロン株等）が爆発的に猛威を振るい北海道でも「まん延防止等重点措置」の適用をしている中、本町でも感染者が出ておりますので、7 日から実施している 3 回目のワクチン接種を多くの方に受けていただくことを願うとともに、引き続きマスクの着用、手指消毒をはじめ 3 密を避けるなど感染防止対策に万全を期すようお願いいたします。
　また、国の医療制度改革への対応として、病院とやまびこの連携した改革を推し進め「回復期・慢性期」の患者も受入れすることで、町民の方々が他病院から移ってきやすい体制整備を整え、医療・福祉の充実を図ってまいります。
　豊浦町は、農業・漁業の 1 次産業の振興を図っておりますが、高齢化・担い手不足などにより、戸数の減少が進んできています。農業においては新規就農者としての育成を図ったことにより、平成 26 年から 13 世帯、17 名が農業者として活躍しており、今後も「いちご分校」を拠点として巣立っていくことに期待をしています。
　漁業の主力となっているホタテ貝養殖事業については、何といっても残渣水の発生量をいかに抑えることができるかがキーポイントとなっており、今後とも漁協との連携をもって対応してまいりたいと考えております。
　結びに、朝晩の冷え込みが非常に厳しくなっておりますので、体調管理に万全を期すとともに、道路凍結により転倒などの事故に遭わぬようお願い申し上げます。