町長からのそよかぜだより(第94号-避難訓練と北海道知事の訪問-)
2022年9月12日
日中の日差しの強さを感じますが朝晩には肌寒さを感じる初秋、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
先月15日から16日にかけて、前線を伴った低気圧の通過により広い範囲で大雨になり、大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報が発表されました。
豊浦町といたしましては、16日の9時15分に災害対策本部を設置し、中央公民館、大岸いきいきセンター、礼文華生活館に自主避難所を開設するとともに、町ホームページとフェイスブック、防災行政無線、ワイラジオにより住民周知を行いました。
この大雨により、住宅被害においては18日現在で大岸での床上浸水が1件、道路被害では道道美和豊浦停車場線や町道などで路肩欠壊や崩壊などにより通行止めを余儀なくされている所もあり、不便をおかけしております。
また、27日には本町の沿岸地域を対象区域として地震による津波避難訓練を実施し、56世帯80名の方々がスポーツセンターに避難しました。
災害は何時どのように起こるか分かりませんが、こうした避難訓練を行うことにより、自助・共助・公助をもって一人でも多くの方々の生命・財産の保護につながるものと考えており、今後とも一人でも多くの方々の参加をお願いいたします。

9月2日、「地域がもっと輝く」北海道に向けて、知事が地域を訪れ、地域で活躍されている人と直接対話を通じて絆を深め、地域の創意工夫をしている取り組みを広く発信していく「なおみちカフェ」が礼文華のアイヌ情報発信施設である「イコリ」で開催されました。豊浦アイヌ協会、噴火湾とようら観光協会、TOYOURA世界ホタテ釣り協会出席の下、「イコリ」や「海産総選挙」などの説明の後、知事とホタテマスクによるホタテ釣りの闘いがあり、惜しくも1枚差でホタテマスクの勝利となりましたが、大いに盛り上がりました。
また、キャンプ場を併設している駒ケ岳などの対岸も見渡せる風光明媚な環境に大変感激しておりました。
町民の皆様には、減少してきているとは言え、今後とも新型コロナウイルス感染には十分気を付けられますようお願いいたします。