町長からのそよかぜだより(第97号-「水産系雑物処理に係る広域協議会」設立について-)
2022年12月12日
雪も降り始め、朝晩の寒さに「しばれ」も感じ、日に日に寒さも厳しくなってきている師走ではありますが、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大は衰えを見せず拡大傾向にあり、当町においても「やまびこ」においてクラスターが認定されるなど、感染者が増加傾向にあります。
町民の皆様におかれましては、年末年始を迎えるにあたり、手指消毒、マスクの着用、3密防止など、感染拡大防止に、引き続き取り組んでいただきますようお願いいたします。
さて、ご存じのとおり、ホタテ養殖事業は、噴火湾における水産業の主力産業でありますが、近年イガイやザラボヤなどの雑物が大量に付着し、豊浦町ばかりではなく各自治体でも大きな課題となっており、水産系雑物の処理の課題や現状を踏まえ、各地域が今後も持続的に漁業振興に資するため、広域組織である、いぶり噴火湾漁業協同組合が存在する伊達市、洞爺湖町、豊浦町の1市2町が連携協力し、安心して安定的に処理できる方策を検討することを目的に「水産系雑物処理に係る広域協議会」を設立し、今後、令和4年度から5年度の2年間にわたり、可能性調査を行うことといたしました。今後、その可能性調査の結果を踏まえ、判断していきたいと考えております。
西胆振の3消防本部の指令業務が2026年2月に統合されることになり、12月20日に確認書を締結する予定となっております。
3消防本部とは、室蘭市、登別市と伊達市・洞爺湖町・壮瞥町・豊浦町で構成している西胆振行政事務組合で、室蘭市消防本部に指令センターを置いて運用を始めるものであり、統合によるコスト削減効果を約13億7千万円と見込んでおります。
今後とも、人口減少や少子高齢化の進展などにより厳しくなる財政状況下、広域化をはじめ、将来性とコスト削減、効果的・効率化を目指して取り組んでまいりたいと考えております。
今後、寒さも厳しくなってきますので、体調管理に十分気を付けていただき、輝かしい新春をご家族共々お迎えになられることをご祈念申し上げ、本年のご挨拶といたします。よいお年を