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町長からのそよ風だより

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町長からのそよかぜだより(第107号-令和6年度予算編成方針について-)

2023年11月10日

 いよいよ寒さも本格的になりつつあり、スト-ブが離せない季節となりましたが、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 11 月の和風月明は「霜月(しもつき)」と言われ、文字通り、霜が降りてくる時期であることから、つけられた呼び名と考えられます。
 さて、来年度の予算編成方針についてお知らせいたします。国内景気は緩やかに持ち直しの動きが見られる中、ウクライナ情勢の長期化による原材料の価格高騰や急激な円安、中国の水産物禁輸による影響で、各産業の収益悪化や町民生活への影響も懸念される状況となっています。
 また、人口減少・少子高齢化の進展に対する対策や大規模災害に備える防災・減災対策、公共交通対策、老朽化が進む公共施設の計画的な存廃・更新などさまざまな行政課題が山積しており、さらに気候温暖化対策として公共施設の空調機器の整備やカーボンニュ-トラルへの取り組み、デジタル社会への対応など、時代の変革に向けた財政需要も重なり、町を取り巻く状況は一層厳しさを増しています。
 そうした厳しい状況下、町の歳入はその根幹をなしている地方交付税など50 億円前後と比較的安定しておりますが、農業・漁業をはじめ各産業において、諸物価高騰や国際的社会の影響などにより、収支の悪化による税収の落ち込みが懸念される状況となっています。また、バイオガスプラント事業については、当初計画と現状の差異が著しく、多額の収支不足となっており、町の財政に大きな影響をもたらしています。
 このような状況を打破するためには、全職員が共通認識を持ち一丸となり行財政改革に取り組むとともに、町民の方々にも理解していただけないとなりません。予算および予算執行管理において無駄を省きより効果的・効率的な施策であるかを判断しながら、徹底した行財政改革を執行するとともに、ふるさと納税による外貨獲得増や企業誘致、移住・定住促進などによる人口減少抑制と経済活性化など安定的な財源確保に努めてまいりたいと考えるとともに、町民の皆様の声とご意見をいただき、持続可能な地方自治体を目指してまいります。
 日ごとに寒さが増してきますので、体調管理には十分注意していただきますようお願いいたします。

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