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町長からのそよ風だより

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町長からのそよかぜだより(第108号-バイオガスプラント事業について-)

2023年12月11日

 雪も降り積もり、朝晩の寒さが日に日に厳しくなってきている師走ではありますが、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 12月の和風月明はもちろん師走。お坊さん(師匠)が走り回るほど忙しいという意味で名付けられたと言われています。
 さて、定例会9 月議会で「12月までに判断を示す」としていたバイオガス事業については継続することといたしました。仮に事業を廃止した場合、補助金返還で約10億円、過疎債の繰上償還で約8.2億円、その他のことも考えますと単年で多額の予算を確保しなければならなく、町財政に多大な影響を及ぼすこともあり熟慮の上、継続することとしたものであります。このような事態になったことは、私の責任であり深く心よりお詫び申し上げますとともに、収支改善を図っていかなければなりません。しかし、継続すると言ってもイバラの道であり収入を上げ支出を抑えていかなければなりません。
 収入の増加としては、糞尿処理費の値上げと消化液散布料の確保、売電量の向上とガス・余熱の活用などを推し進め、支出の抑制としては、各種業務の効率化やスリム化、直営化も検討するなど抜本的な経費の見直しを実施してまいります。このことにより、令和5年度ベ-スの収支不足額を令和6 年度から3 カ年を集中対策期間としてそれぞれ20%、25%、30%以上の収支不足額を圧縮してまいります。
 今後においては、人口減少、少子高齢化の進展、産業の縮小化など、社会状況が目まぐるしく変化する中、益々厳しくなる財政状況を鑑み、自主財源の比率を上げていかなければなりません。
 そのためには、ふるさと納税や移住・定住の促進、企業誘致なども含めた産業振興や雇用の創出を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
 町民の皆様におかれましては、インフルエンザの流行に加えコロナ感染にも十分気を付けていただき、輝かしい新春をご家族共々お迎えになられることをご祈念申し上げ、本年のご挨拶といたします。

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