町長からのそよ風だより(第13号-小、中学校等入学式および「地方創生」について-)
2015年5月11日
桜の季節も終わりを迎え、春の陽気の暖かさを感じる今日この頃、町民の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
3月は別れの時期の卒業式がありましたが、4月は出会いの入園・入学式があり、4月2日(木)には大岸保育所の入園式、6日(月)には豊浦小学校、7日(火)には豊浦中学校の入学式に行ってきました。
大岸保育所の入園式には初めて出席しましたが、市街地区からの園児たちも多いことから大変にぎやかで、一人一人の紹介に元気よく返事し、記念撮影では保護者の方々と共にどの子も可愛らしく映っていました。
豊浦町学校では、緊張している子やキョロキョロしている子、床に足が着かずブラブラしている子、どの子も「早く終わらないかな~」と思っているのではと思うと、その一人一人の仕草が子どもらしく、非常に印象的でした。
豊浦中学校では、成長した子どもたちの姿が垣間見られ、それぞれが勉強やスポーツに目標を持って「よし、やるぞ!」という気迫がみなぎっており、大変心強く感じました。
さて、豊浦町の将来を左右する「地方創生」に関してお知らせをいたします。
4月8日(水)庁舎内に町長・副町長を本部長・副本部長とする第1回地方創生本部会議が開かれました。
これは人口減少、少子・高齢化社会において、将来にわたり活力ある本町地域社会を維持・発展させるため、潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保および地域における魅力ある多様な就業の機会の創出に向けて必要な取り組みを検討し、一体的に推進することを目的とするものです。
具体的には、重点検討項目として、次の4つを決定しました。
①本町の第1次産業の維持、振興と6次化への挑戦により、雇用の創出を進める。
②若い世代が希望に応じて、結婚、出産、子育てができる、切れ目のない安心した医療、住生活環境づくりを進める。
③新規就農・漁業者や田舎暮らしを求める都会人などの移住・定住促進と移住者の収入確保の場の創出支援を進める。
④再生可能エネルギーの公的施設や農・漁業への利活用推進検討を進める。
というものです。
今後、「豊浦町総合戦略」を策定するにあたり、町民の方々も含め、策定会議により進めてまいりますので、ご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。
結びに、今後とも「町民が主人公」、「町民の声が町政に反映できる」ことを基本姿勢として取り組んでまいりますので、ふれあいトーク・出前トークをぜひともご活用くださいますようお願い申し上げますとともに、町民皆様方のご健勝・ご多幸を心よりご祈念申し上げます。