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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第15号-いちご豚肉まつりおよび豊浦町総合戦略策定会議について-)

2015年7月10日

 緑が鮮やかに映える今日この頃、町民の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 豊浦町の最大のイベントであります「いちご豚肉まつり」が44回を迎え、6月7日(日)に盛大に開催されました。絶好の天気にも恵まれ、約2万5千人の来場をいただき、本町のいちご・豚肉をはじめとする特産品や名産品に舌鼓を打ち、ご満足いただけたものと関係者一同喜んでいます。
 また、出店されていたほとんどが完売したとのことであり、当町の経済活性化にも大きく寄与したものと、ご準備いただいたとうや湖農協さんをはじめ、関係各位に心から厚くお礼申し上げます。
 6月は運動会の時期でもあります。豊浦小学校、大岸小学校、礼文華合同運動会、大和連合運動会が行われ、子どもたちや地域の方々の競技、大きな声援等それぞれの地域が一体となった姿に心を打たれました。
 さて、地方創生関連の「豊浦町総合政略策定会議」が3回開かれました。
1回目の「人口ビジョン」においては、この50年で①人口が約6割減少②高齢者は5.2%から34.4%へと増加③子どもは37.8%から9.9%へと減少しており、今後30年後には更に人口は現在の半分に減少するとともに、少子高齢化も進展していくという推計が示され、人口減少によりどのような影響が出てくるのかを話し合いました。①消防団など防災組織の機能低下②空き地空き家の増加により不審火・不審者等治安の悪化③自治会活動が維持できなくなる④子育て施設の維持が困難になる⑤高齢者への福祉サービスの低下⑥後継者や人手不足により農業・漁業の継承や経営そのものが難しくなる等、大きな影響が出てくることになるというものです。
 2回目は、豊浦町の「強み」と「弱み」について話し合いました。
 「強み」としては、①立地条件が良い(大都市に近く、自動車交通の便が良い等)②住環境として恵まれている(災害に強い、温暖な気候、自然環境が良い等)③医療・福祉等行政対応が良い(医療・公共施設の充実、通学費の助成等)④第一次産業・雇用の安定(苺・ホタテ・豚肉等の海・山の幸等)⑤魅力的な観光資源がある(景観、キャンプ場、釣り、小幌駅等)
 「弱み」としては、①自然環境の良さが活かされていない②ブランド力が活かされていない③身近な買い物が不便④生活環境が整っていない(官に依存し過ぎているのか、民間賃貸住宅が少なく、不動産屋がない、働く場が少ない等)です。
 3回目は、6月29日(月)に開催され、町民アンケートの結果と「強み」「弱み」についての整理、目指すべき将来の方向性等を協議いたしました。
当町のまちづくりについて、町民の皆様のご意見をいただきたく、郷土愛ふれあいトーク、出前ふれあいトークなどの積極的なご活用について、よろしくお願いいたします。
 結びに、朝晩と日中の寒暖の差が大きくなっておりますので、町民の皆様には体調管理に十分気をつけられますようお願い申し上げます。

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