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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第16号-期成会要望等および「小幌駅」について-)

2015年8月10日

 日増しに暑さを感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 7月は、来年度に向けての室蘭地方の市町の組織である室蘭地方総合開発期成会としての札幌要望と東京要望の時期であり、2日(木)は札幌にある北海道運輸局と北海道開発局へ、23日(木)は東京での国土交通省、農林水産省、総務省、内閣府を回り、要望活動を行ってきました。
 豊浦町としての要望内容の主なものとしては、国道37号の老朽化しているトンネルの整備促進と急カーブ・急勾配が続いている礼文華地区の整備促進や地方創生に関しての自由度の高い新たな交付金創設と継続的な財政支援などを要望してきました。
 また、その前日の22日(水)には、同じ東京で多くの旅行会社が集まっていただいた中での登別洞爺湖地域の観光の魅力を発信するプロモーションが行われ、当町としても苺・ホタテ・豚肉などの特産品をはじめ、自然豊かな美しい景観や日本一の秘境駅である「小幌駅」や岩屋観音、カムイチャシ公園など多くの史跡があることを説明し、ぜひ豊浦町に訪れていただきたいことを訴えてきました。
 7月12日(日)には高橋知事が桜地区で薬草として栽培しているトリカブト畑を視察され、栽培している前野さんの説明を熱心に聞かれ、質問もされておりました。また、事業継承者として研修されている木村佳晶氏を紹介するとともに、新規就農者を受け入れて、農地・農業を守ると同時に人口減少対策に資する施策を積極的に行っていることを報告させていただきました。
 さて、「小幌駅」廃止の報道について、現時点での状況をお知らせいたします。
 6月12日(金)、7月9日(木)、24日(金)と、今まで3回JR北海道担当者が来町し、10月を目途に「小幌駅」を廃止することを伝えてきました。廃止の理由についてJR北海道は、赤字が続いており、会社の立て直しと安全設備の経費に向けるため、維持管理などの経費削減を図っていかなければならないとのことです。
 当町としては、北海道新幹線が来春運行されることや、日本一の秘境駅である小幌駅や首なし観音の小幌洞窟、礼文華遺跡や礼文華山道、カムイチャシ史蹟公園・文学碑公園などの名所旧跡の他、旧礼文華中学校には世界の貝などの貴重な資料もあることから、礼文華周辺をミュージアムとして活用した観光振興策を地方版総合戦略や洞爺湖有珠山ジオパーク(小幌洞窟はすでに指定されており、その入り口として重要な小幌駅)に位置付ける方向で検討しており、JR北海道に対して反対であることをお伝えするとともに必要性を訴え、JR北海道に対して共に観光振興策により乗降客を増やす取り組みをしようではありませんかと呼びかけております。
 JR北海道は、たとえ反対であっても廃止する考えに変更はないとしていますが、今後とも粘り強く必要性を訴えていこうと思っております。
 町民の皆様には益々暑くなる季節となりますので、熱中症にならないようこまめに水分を摂っていただき、お体に十分注意していただきますようお願い申し上げます。

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