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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第22号-DMO観光地域づくり連携事業先進地視察等について-)

2016年3月10日

 少しずつ冬の厳しさも和らぎ、日照時間が長くなってきている今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 「DMO観光地域づくり連携事業」の一環として、和歌山県の田辺市と長野県の飯山市に総勢11名で先進地視察に行ってまいりました。
 田辺市は、2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されたことにより、それを契機として熊野古道に特化した観光戦略を実施しております。2006年に多田稔子氏を会長とする田辺市熊野ツーリズムビューローが設立され、「ブーム」より「ルーツ」、「乱開発より保全・保存」、「マスより個人」を念頭に、旅行者・観光事業者だけではなく、その地域の人たちが楽しく、歴史的に誇れるまちづくりをモットーに、世界に開かれた上質で持続的な観光に取り組んでいます。
 また、昔ながらの木造の廃校を活用した宿泊滞在施設と農家レストランがある秋津野ガルデンで昼食をとりましたが、秋津のガルデン農村部が提供している新鮮な野菜をふんだんに使った多彩なメニューに驚くと同時に、特産品である「温州みかん」を中心とした柑橘をそのまま搾った「俺ん家ジュースクラブ」が作っている俺ん家ジュースの味は最高でした。
 飯山市へは東京から新幹線で行きましたが、飯山駅での外国人の多さに驚きました。駅舎はJRと飯山市との合築であり、その中に観光案内所やアクティビティセンターが入っていました。北海道大学客員教授でもあり、飯山観光局の木村元事務局次長の説明・案内の下、一路「かまくらの里」へ。かまくら内部の広さは、大人4~5人ほどがゆったり入れるもので、キノコたっぷりの「のしろ鍋」と言われる、あったか鍋などが食べられるということで、予約が取れにくい人気メニューとなっております。
 続いて「なべくら高原・森の家」へ。森の家は、文字通り森の中にコテージが10棟あり、センターハウスで説明を受けましたが、ここではコテージでのんびり過ごしたり、スノーシュー(西洋かんじき)でのトレッキングや高級自転車(ファットバイク)のレンタルなどが人気の観光メニューとなっており、当日もエチオピアからのJICA(国際協力機構)関係の方々が訪れてきていました。
 豊浦町にも勝るとも劣らない資源・商品が豊富にあることが実感できたこと、カリスマ的なリーダーシップを持つ人材が必要であり、育てていかなければならないことなどを痛感させられました。
 このことを受け、現在行っておりますモニターツアーでの豊浦町ならではのホタテの殻むきや小幌周辺でのスノーシュー体験などを含めジオサイトであります小幌洞窟や天然豊浦温泉しおさい、道の駅とようらなどを絡めながら、滞在・交流などの観光プログラムの策定・実施など、関係者の皆様のご協力をいただきながら、できるところから進めるとともに、観光ガイドなどの人材育成に努めてまいります。
 今後とも町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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