町長からのそよ風だより（第28号-関係省庁の要望活動について-）

2016年9月12日

　9月に入り、暑かった夏も、日一日と朝夕の涼しさが心地よさを増している今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
　8月25・29日に「平成27年度豊浦町各会計決算の認定について」および「平成27年度豊浦町国民健康保険病院事業会計決算の認定について」の審査が決算審査特別委員会で行われ、両議案とも特別委員会で認定されました。各委員・議員の皆様の慎重審議によりご理解をいただきましたことに、深く敬意と感謝を申し上げますとともに、町民の皆様にも今後とも町政の運営にご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
　さて、8月26日に東京日帰りで関係省庁の要望活動に行ってきましたので、要望先と主な内容をお知らせします。
①国土交通省道路局
　国道37号の整備促進
・各トンネル(特にクリヤ・チャス)と礼文華地区の早急な整備促進。
②高木洋介　経済産業副大臣
③稲津　久　衆議院議員
・豊浦町人口ビジョンと総合戦略の概要説明と取り組みへの支援。国においても、やる気のある自治体を応援するとしており、豊浦町も官民あげて取り組んでいるので、その取り組みへの支援。
・再生可能エネルギーの地産地消と循環型社会構築への支援。
④関　芳弘　環境副大臣
・豊浦町人口ビジョンと総合戦略の概要説明と取り組みへの支援。
・再生可能エネルギーの地産地消と循環型社会構築への支援。
　民間において、約12メガの太陽光発電事業が計画されており、町としても牛糞ばかりではなく、豚糞や水産系雑物をも資源とした先駆的なバイオガス事業を計画・整備することへの支援。
⑤高橋　淳　内閣府地方創生推進事務局内閣審議官
・豊浦町人口ビジョンと総合戦略の概要説明と取り組みへの支援。
・一次産業においては、地域産業連携協議会を設立し、先駆的に農業ベンチャー企業と連携し、新規就農者の増加や6次産業化に向けた取り組みへの支援。
・洞爺湖有珠山ジオパークを活かし、1市3町と連携したDMO観光地域づくりを目指した観光振興への支援。
・再生可能エネルギーの地産地消と循環型社会構築への支援。
⑥大角　亨　農林水産省大臣官房審議官
・再生可能エネルギーの地産地消と循環型社会構築への支援。
　バイオガス事業の意見交換の中で、豚毛が配管詰まりの原因の可能性がある事、実証実験を行うことなどを指導されてきました。
　今後とも、人口減少問題を的確に捉え、一次産業である農業・漁業の振興を図るとともに、観光振興による新たな産業を見い出し、再生可能エネルギーの振興による循環型社会の構築を図るとともに、付加価値を高める産業を創出し、「子どもたちや若者が夢や希望を持ち続け、町民の皆様が元気で明るく安心して暮らせるまちづくり」を推進してまいりますので、ご理解とご支援をお願い申し上げます。