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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第36号‐ホタテオーナー制度耳づり体験・中学生との意見交換会について‐)

2017年6月12日

 日中、太陽の暖かさを感じ、国道を通ると豊浦町の春の風物詩であります、イチゴの香り漂う直売店が立ち並んでいる今日この頃、町民の皆様には、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 5月28日、今年から始まりました「ホタテオーナー制度」に登録されたオーナーさんの体験事業が豊浦漁港で実施されました。参加者は、親子連れなど総勢23名で、噴火湾ホタテ養殖発祥の地として昨年50年を迎えた事をお話しし、早速稚貝の耳づり体験。最初は、皆さん戸惑っていましたが、徐々に慣れてきて15mのロープのピンに稚貝をさした後、漁船に乗り込み、沖合の養殖施設に「大きくなってね」と願いを込めて、投入し帰港しました。
 また、ホタテ釣り体験も行い大いに盛り上がり、ホタテの生態説明に関心を寄せていました。あいにく肌寒く、途中雨がふる天候ではありましたが、稚貝がたっぷり入った「ホタテカレー」の昼食に「おいしい、おいしい」と頬張り、お手伝いいただいた関係者の心のこもったおもてなしに、身も心も温まったと大好評でした。
 いぶり噴火湾漁業協同組合豊浦支所の皆さんをはじめ、竹島寿一さん、関係各位のご支援・ご協力に心より感謝とお礼を申し上げます。
 参加してくれたオーナーさんからのアンケートでは、「耳づり体験は普段できないことで楽しかった」「漁船に乗ったことが無く、水しぶきが良かった」「ホタテカレーは、だしが良く家に帰っても作りたい」など大満足の様子で、かなりの手ごたえを感じました。今後とも内容の充実を図りながら継続してまいります。
 さて、平成20年度からスタートしました「豊浦町第5次総合計画」は、平成29年度までの10年間において、本町の基幹産業である農業・漁業の更なる発展と他の産業とも関連した振興を図るとともに、「自立する元気なまちづくり」を推し進め、子どもたちが夢を持ち、お年寄りも元気に生活が送れるよう実施してきました。今回計画が平成29年度で終了することから、新たに「豊浦町第6次総合計画」を策定することから、委員会を設置し協議しているところであります。今回その一環として、大人たちで決めるまちづくりではなく、子どもたちが関わった将来を見据えた未来志向型の総合計画を目指すこととして、5月9日・10日の2日間にわたり、豊浦中学校2・3年生との意見交換を行い、豊浦町の強み(良い所)、弱み(イマイチな所)、解決のためのアイディアなどを出してもらいました。
 強みでは、「自然豊かで静か」「食べ物が美味しい」「町民が優しい」などで、弱みでは、「店が少ない」「人口が少ない」「遊ぶ場所が少ない」「仕事が少ない」などがあり、解決のアイディアとしては、「使っていない家を壊して、お店や遊ぶ場所を増やす」「イベントを増やし、住んでほしいアピールを」「人との交流を増やす」「買い物ができるよう店を増やす」など、多種多様なご意見をいただきました。中には、将来、中華料理人になりたいという素晴らしい夢を持っている生徒さんもおり、ぜひとも、将来豊浦でも営業して欲しいと願っております。生徒の皆さんとの意見交換を終え、今後とも夢と希望が持てる自立する元気な豊浦町を目指す覚悟を新たにしたところであります。
 ご協力いただきました、豊浦中学校の生徒さんに心から感謝とお礼を申し上げます。

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