町長からのそよ風だより(第37号‐室蘭開発期成会・買い物バス等について‐)
2017年7月10日
緑が鮮やかに映え、日増しに暖かさを感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
6月2日、西胆振3市3町で(室蘭市・登別市・伊達市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)の室蘭開発期成会として地元要望を行ってきました。要望先は胆振総合振興局と室蘭開発建設部で、当町の要望事項としては、①国道37号の整備(クリヤ・チャストンネルの改修、豊浦トンネルから豊泉トンネルの改修、礼文華地区の線形改良)②豊浦漁港・礼文漁港の整備促進③道道美和豊浦停車場線(本町通り)の整備促進④道道大岸礼文停車場線の整備促進⑤大和寺の沢川の土砂災害警戒区域内の早期整備等であり、特に国道37号については、豊浦町民の生活道路として、また、産業・観光の大動脈であるとともに、有珠山噴火の際の避難路として当該区域内の地域住民の生命・財産を保護する意味においても、最重要課題である事を訴えてきました。
6月4日、「第46回いちご豚肉まつり」が行われました。生憎の天気ではありましたが、約1万人のご来場を頂き盛大に開催され、ご来場の皆様をはじめ、関係各位に感謝と御礼を申し上げます。今後とも引き続き、いちご・豚肉・ホタテの特産品をはじめ、当町の農水産物のPRに努めてまいります。
6月9日、いぶり噴火湾漁協豊浦・礼文地区女性部の主催による第23回の植樹祭が行われました。森林の保水力を高め災害を抑制する働き、栄養分を河川や海に供給し、環境維持と豊かな水産物をもたらしてくれること、二酸化炭素による地球温暖化防止に寄与すること等、私たちが暮らしていく中で、大きな意義を持つものであり、今後とも永続的に続けていかなければならないものと思っております。ちなみに国(環境省)では、6月7日「地域から森里川海のつながりの回復に取り組む首長の会」を設立させ、森林等の環境回復を図ることとしており、私も出席してきました。
さて、Aコ-プ豊浦店が残念ながら6月30日をもって閉店いたしました。
町といたしましては、車を持っていないなど、足の確保が困難な方々が買い物しやすい環境と福祉の増進を図るため、実証実験として買い物バスを運行することといたしました。運行は週2回で、本町の上町コースは火曜日、下町コースは木曜日でそれぞれ4往復することといたしました。店舗前乗降については、「セイコ-マ-ト」、「ニコット・セブンイレブン前」、「道の駅とようら」で、現時点において、道の駅では、徐々に肉類や魚類など生鮮3品を増やす計画があり、その他の店舗においても品数等を増やす意向です。また、買い物弱者対策等について、今後も引き続き商工会等と協議を重ねてまいります。
今回の実証実験については、今後とも利用者のご意見等を聞きながら、対応を考えていきたいと思っておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
時節柄、日中は暑さが増してきますので、水分を補給するなど、くれぐれも体調管理に万全を期して健やかにお過ごしいただきますようお願い申し上げます。