町長からのそよ風だより(第41号-各地域・学校での多彩な催事について‐)
2017年11月10日
初冠雪の便りも届き、日一日と寒さを感じる今日この頃、町民の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
芸術・文化の秋とも言われるこの季節、10月1日には「やまと祭」、7日には「いずみ祭」、15日には「豊浦小学校学芸会」・「大岸小学校学芸会」・「礼文華小学校学習発表会」など各地域・学校での多彩な催事が行われました。
「やまと祭」では、高齢化・体力的などの問題から今年で活動停止するビックバラ-ズの最後の演奏があり、来場者をはじめ関係者の方々から万雷の拍手を受けていました。長年に亘り活動されてきたご功績は、入所者の方々への生きがいや勇気を与えたばかりではなく、町民との交流などによる理解の深化など、地域貢献されてきたことは計り知れません。心から感謝とお礼を申し上げます。
「いずみ祭」のテ-マは「世界~国境を越えて~」でした。早速コ-ヒ-を一杯。昨年は、主に音楽を見学しましたが、今年は学習内容を見学。図形や数式計算では忘れていることが多く、反省させられました。
3小学校は、礼文華小学校から大岸小学校・豊浦小学校へと時間も限られていることから急いで見て回ってきました。礼文華小学校では1年生の「ぐんどく(じゅげむ)」を、大岸小学校では伝統の「おふけし太鼓」の演奏を、豊浦小学校では6年生の「走れメロス」を見てきました。1年生でも、「じゅげむ」のあれだけのセリフを覚えるのは大したもので、「おふけし太鼓」についてもリズム感良く年々迫力を増し上達しており、「走れメロス」では18人全員が1つになり、演劇に集中している気持ちが伝わってきて感心させられました。子どもたちの今後の成長する姿に大いに期待したいと思います。
10月8日、豊浦町3大祭りの1つであります「豊浦漁港豊漁まつり」が秋晴れの下、盛大に開催されました。天候の良さもあり多くの来場者で賑わい、秋サケを求めたり、チャンチャン焼きや浜 鍋に「旨い」と舌鼓をうっていました。
10月9日には豊浦中学校吹奏楽部定期演奏会がありました。3年生は最後の演奏会ということで、下級生から3年生へ、3年生から先生方への花束の交換があり、涙する生徒さんも少なくなく、感激ひとしおでありました。
10月16日は「第14回東京豊浦会」の総会が総勢54名の参加の下、盛大に開催されました。豊浦町の近況を伝えるスライド写真に皆さん一喜一憂、飲み物を手にあちらこちらで思い出話や久しぶりの再会に華を咲かせ、又の再会を誓い合い、談笑の輪が途切れることがありませんでした。
10月23日、胆振西部首長が長万部町を訪問し、平成42年開業予定の北海道新幹線長万部駅開業に向けた取組について意見交換を行ってきました。この中で、圏域を超えた魅力ある地域として経済活性化を図るため、連携・協力して取り組むべきとの一定の方向性が確認されたものと思っており、豊浦町としても、産業振興による活力あるまちづくりを推進するため、連携・協力して次世代に即した対応を図っていきたいと考えておりますので、ご理解とご支援をお願い申し上げます。町民の皆様には、日一日と寒さが厳しくなってまいりますので、くれぐれもお体に注意をしていただきますようお願い申し上げます。