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町長からのそよ風だより

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町長からのそよ風だより(第45号-人口減少問題について‐)

2018年4月13日

 本州各地で桜の開花が聞かれる今日この頃、町民の皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 平成30年度に向けた3月会議と予算委員会が開催され、議員各位のご理解のもと、平成30年度予算を成立させていただきましたことに深く感謝とお礼を申し上げます。
 さて、国立社会保障・人口問題研究所は3月30日、2045年までの都道府県や市区町村の将来推計人口を発表しました。2015年と比べると2045年には、東京以外の46道府県、市区町村の94.4%で約2,000万人減少するとしています。北海道では2015年を100とした場合の45年人口を示す指数をみると、約138万人減の74.4%で西胆振では、室蘭市が55.8%、登別市が62.8%、伊達市が68.1%、洞爺湖町が45.3%、壮瞥町が55.4%であり、その中で豊浦町では60.9%となっており、町民の皆様とともに危機感の共有を図ってまいりたいと思います。
 人口減少時代を生き残る自治体は、お客様創りに努力し成果を上げなければなりません。民間会社がそうであるように、豊浦町にも、お客様・お得意様がいなければ、活力を失い、衰退の道を辿ってしまいます。お客様とは、住民の方々であります「定住人口」とイベントや観光で訪れる「交流人口」のことであり、その地域に効果をもたらす思い切った施策と資源を最大限活かす知恵と工夫が必要であります。
 豊浦町では、総合戦略に沿って、再生可能エネルギーであるバイオガスプラント整備事業による雇用創出と消化液・廃熱活用等による循環型社会の構築や旧大岸鉱山分校を活かした農業拠点整備による「定住人口」、DMO 設立とその事業展開による「流動人口」の増加策を図ってまいります。
 「定住人口」を増やすことは難しいことではありますが、「交流人口」を増やすことは、工夫次第で無限の可能性があるものと考えております。
 今、地方に求められているのは、保有している資源を最大限活用して事業収支を図り、次の事業へと展開するプラスサイクルを生み出すことです。
 今後とも、持続可能なまちづくりに取り組んでまいりますので、町民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

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