噴火湾ホタテ養殖の紹介
○採苗器投入
噴火湾沿岸のホタテ貝の採苗は、古くなった「棒網」が主体に利用しています。「棒網」の長さは3~5mくらいです。
○採苗器回収
投入から約2ヶ月後、付着した稚貝が数ミリに成長した頃に採苗器を引揚ます。たくさんの稚貝が付着しています。
○稚貝採取
採苗器に付着した稚貝を機械を使って払い落とし、タライに収容します。
○稚貝仮分散、本分散
確保した稚貝はフルイにかけ、フルイ上に残った大きなものだけをザブトンカゴに収容、分散作業は、収容数を変えながら秋まで行う。
分散後、翌年春まで育成された稚貝は、耳吊りを行うため、船上へ引揚ます。
○育成稚貝収容
ザブトンカゴで中間育成していた稚貝をカゴから取り出します。カゴの中には、30枚程度の稚貝が入っています。
○耳吊作業
大きい稚貝を選別し、自動耳吊機を使い、稚貝に穴をあけ、テグスを通し、ロープへの固定を瞬時に行います。
また、自動耳吊り機と並行して、手作業でも行われます。
耳吊りしたロープを1本ずつ養殖施設桁に結んでいきます。
○沖洗い作業
耳吊りロープを半年ほど垂下していると、ホタテ貝にたくさんの付着生物が付きます。これを洗浄機械で1本1本機械にかけます。
耳吊り後、約1年間でこのように大きく成長します。また、たくさんの付着物が付いています。
○ホタテ貝陸揚げ
船上で大きな網袋に収容したホタテ貝をトラックに積み込み作業場へ運ばれます。
選別機で処理された貝は見事にきれいになります。
○出荷
選別後、トラックで漁協の集荷場へ運び、計量の上、加工業者へ出荷されます。
お問い合わせ
水産商工観光課水産係
〒049-5416
虻田郡豊浦町字船見町10番地 豊浦町役場
電話:0142-83-1409
FAX:0142-83-2129