豊浦町では以下の種類の生物が(特定外来生物)として確認されています。
外来生物とは、人間の活動により国外などの他の地域から持ち込まれた生き物のことです。その中でも新しい環境に適応し、地域の自然環境や農林水産業に重大な影響を及ぼす恐れがあると外来生物法によって指定された生物のことを「特定外来生物」と呼びます。■オオハンゴンソウ
特徴:高さ0.5~3m 道路沿いなどに、8~9月頃にかけて、群生して黄色い花を咲かせます。種と地下に伸びた茎により極めて強い繁殖力があります。
■アライグマ
特徴:体長40~60㎝、しっぽが縞模様で前足が人間の手に似た5本指です。元々ペットとして持ち込まれたものが野生化し大繁殖しました。現在は日本全国に分布し、農作物に壊滅的な被害を与えるため、地域からの根絶を目指す環境省方針に基づき、豊浦町では令和3年にアライグマ防除計画を策定し、現在猟友会員等による捕獲が進められています。
このうち、オオハンゴンソウについては近年、町内で急速に繁殖し、国道から一面黄色の花畑のような状態になっている箇所も多くなっています。在来の植物を駆逐してしまい、地域の生態系を壊してしまう恐れがあるため、特定外来生物法の規定により飼養や栽培、生きた状態での運搬や植え替えなどが原則禁止されています(罰則あり)。
自宅の庭や所有地などにオオハンゴンソウが生えている場合は、根から引き抜き、天日干しして枯らした後に指定ゴミ袋に入れて、燃やせるゴミとして処理しましょう。
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