”豊浦本町通り”のまちなみ整備事業
豊浦町は、明治13年の開基以来、豊かな海、豊穣な土地に恵まれ、漁業、農業を基幹産業として発展し、近年は”北の湘南”と呼ばれる優れた自然環境をいかした観光レクリエーション振興による個性豊かで魅力あるまちづくりを進めています。
こうした中で、市街地中心部のまちの顔ともいうべき本町通り(道道美和豊浦停車場線)沿線は、自然発生的にできた商店街を中心に形成され、住宅、倉庫、空き地、空き家等が無秩序に混在するほか、歩道もないため、町民生活に不便をきたしているばかりでなく、商店街の基本機能である利便性、安全性、選択性を欠いた状況にあり、長い間その改善が望まれていました。
そこで、天然豊浦温泉”しおさい”が開業し、隣接する海浜公園、高岡地区の海岸環境整備など進行中の海浜部の開発と連動して、平成13年度から、本町通りを、地域の住民のみならず町民全体の生活環境の向上のため、さらにレクリエーション施設を訪れる町外の人々をもてなす「まちの顔」として環境整備を進めているものです。
本町通りは、全長1.2kmのうち、幸町工区400m区間の道路整備、地域交流センター”とわにー”、とわにー広場が平成19年度までに完成し、第1工区の幸町地区、第2工区の海岸町地区は平成24年度までに整備されております。第3工区の浜町地区は平成25年度から平成29年度に整備予定で、その後第4工区の旭町地区の整備が進められます。
【とわにー】
【本町通りまちなみ整備の基本方針】
豊浦町の将来像 | 海と緑と太陽のまち 21世紀に輝く豊浦町 |
本町市街地 | 懐かしさがただよう、坂のある海辺のまち |
本町通り | ・商店街は「港」 ・車は「船」 ・通りの歩道は「桟橋」 |
【町民・商業者・行政の協働によるまちづくり】
【基本方針】 『町』 豊浦町美しいまちなみ景観づくり要綱 本町通り地区景観形成基準 |
【町の支援】 豊浦本町通りまちなみ整備促進条例 1.まちなみ景観形成事業補助金 ・協定に則った建物の整備費用を補助 ・補助率2/3以内(ただし建築設計費80万円、修景費120万円を限度) 2. まちなみ整備資金利子補給金 ・協定に則った建物や営業用施設等の整備のための借入金に対し利子補給 ・年利3%を限度、1/2以内、10年間以内 ・借入資金は、協同組合員の店舗3,000万円、非組合員の店舗1,500万円、住宅500万円を限度 |
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『町民・商業者』 豊浦本町通りまちづくり協定 本町通り(道道美和豊浦停車場線)の拡幅整備と合わせて豊浦らしいまちなみ景観を形成し、快適で暮らしやすい住環境と商店街の活性化を進めるためのルール ※協定は町の要綱により認定され、協定締結者は支援を受けられることになります。 |
お問い合わせ
まちなみ整備室まちなみ整備係
〒049-5416
虻田郡豊浦町字船見町10番地 豊浦町役場
電話:0142-83-1408
FAX:0142-83-2129